〈注意点〉看護師のオープニングスタッフの求人を探し

看護師のオープニングスタッフの求人を探す際の注意点として、次の6つが挙げられる。

まず「経験がある分野で探す」という点だ。オープニングスタッフとして働く場合、通常の看護師としての業務だけではなくオープニングスタッフとしての業務も加わってくる。その上教育体制も不十分なため、今まで携わってこなかった診療科だと一から学ぶのは大変だからだ。

次に「管理者の評判を調べる」点が挙げられる。求人を出している運営母体の規模が大きいと経営の面で安心が得られる他、個人が運営するクリニックであれば院長の評判を調べることで、働きやすい職場になるかどうか判断ができる。面接時に受ける印象も判断材料となるだろう。

3つめは「スタッフの人数と看護体制」だ。スタッフが少なければ看護以外の事務などの業務も担当しなければならない可能性があり、負担が大きくなる。働き始めてから人材不足で困ることがないよう、事前に利用者数の予想や人材の確保ができるかどうかの確認は必要だ。

4つめには「スケジュールの確認」が挙げられる。オープンまでの顔合わせや研修などの日程をしっかりと確認しておくことが大切である。

5つめは「仕事内容を確認する」という点だ。その職場で看護師に求められる役割や、仕事内容の詳細を確認しておくことで、事前に準備をすることができる。看護業務以外の雑務があるかどうかも確認しておくとよいだろう。

6つめは「雇用契約書を確認する」ことだ。新しく出来た病院や施設は、職員の待遇や福利厚生が十分に整っていない場合がある。そのためしっかりと雇用契約書を読み、不安な点は事前に相談してはっきりとさせておくことが重要となる。